試験関係の確認

一般社団法人 日本非破壊検査協会

●ちょっと解説:非破壊検査技術者の認証を行う機関です。

まず最初にこちらで資格試験に合格することが非破壊検査員としての第1歩です。

また、資格にもランクがあり上位資格ほど取得難易度は上がります。


一般社団法人 日本非破壊検査工業会

非破壊検査業と非破壊検査機器及び非破壊検査用材料の製造販売業両者を包括する業界団体です。

また、上記非破壊検査協会とは違う調査関連の資格認証を行っています。

●ちょっと解説:新聞にも載ったインフラ調査士の資格はこちらです。インフラの調査と非破壊の技術を融合させる分野に力を入れています。スクラップ&ビルドの時代は終わりを告げ調査、メンテナンスで長くつかうという国の意向に沿った感じです。

建築鉄骨技術者

建築鉄骨製品 検査技術者:建築鉄骨工事に関する知識及び製品の精度に関する知識を有し、かつ建築鉄骨の材料、形状、精度、溶接部の外観等の検査について、計画の立案、作業の実施及び結果の解読並びに合否の判定ができる高度の知識と技術を有すると認められる者

建築鉄骨超音波 検査技術者:建築鉄骨工事に関する知識及び超音波探傷検査(UT)に関する知識を有し、かつ建築鉄骨溶接部の超音波探傷検査について、計画の立案、作業の実施及び結果の解読並びに合否の判定ができる高度の知識と技術を有すると認められる者

●ちょっと解説:この2つの資格は鉄骨工事の非破壊検査に携わる場合、必須です。製品検査での提出、報告書での提出が求められます。

鉄筋継手検査

●ちょっと解説:JIS Z 3062,JRJS0005,JRJS0003に対応する検査を行う資格者の認証機関。

すこし前までは圧接部という考えかたでしたが、現在は鉄筋の継手は様々な方法が考案され、それに伴う健全性確認の為の非破壊検査は整備されています。圧接、溶接、機械式継手の3種類に現在は分かれていて、取得する免許も分かれています。耐震に注目されている今は鉄筋を使用するRC構造の建築物は見直されています。